音楽作品の流通や配信について
CDの流通やiTunes配信と言うと、個人では行なう事は難しいというイメージを持っている方もいると思います。
しかし現在は様々な企業の参入により、個人でも、全国はもちろん世界へのCD流通やiTunes配信を行なう事が出来るようになりました。
ここでは、CDの流通とiTunes配信が可能な良心的なサービスをいくつか紹介しますので、ニーズに合ったサービスを探してみて下さい。
国内の主な流通・配信サービス
TUNECORE Japan |
メリット最短2日という早さで配信開始!収益は100%還元、1480円以上売れれば、どこよりも高還元。権利譲渡も一切なし。パソコンだけで配信開 始からレポート、入金まで全て完結。全世界で200万曲以上の実績は安心です! デメリット日本の携帯サイトなどはあまり対応していないのと、CDは未対応。年間で1480円以上分、売れないと固定費はかかってしまう。 費用:年間1480円(1曲)~4980円(アルバム) |
amazon |
メリット最大のメリットは、何と言っても利用者の数と信用。また必要以上の在庫を抱えない事から、返品リスクもほとんど無く、安心して利用出来る。 デメリット販売数が少ない場合、倉庫への納品依頼が常に少数で来る為、送料を考えるとわずかな利益しか残らない場合がある。特にシングルの販売は注意。 費用:年会費9,000円(掲載数は無制限) |
BounDEE |
メリットCD流通に関してはメジャー流通を使っている為、全国のほとんどの店舗に対応出来る。インターネット通販を手軽に行えるシステムも提供している。 デメリットディストリビュータと言うよりはレコード会社に近い運営体制である為、やや縛りが発生する。また、メジャー流通特有のCDの返品リスクにも注意が必要。 費用:契約料等は無いが様々な流通経費が必要 |
viBirth |
メリット楽曲のアップロードからiTunesへの配信登録、着うたの配信登録等、全ての作業がマイページから行える。楽曲販売が出来るブログパーツも提供。 デメリット月額900円〜3,150円という会費が、他社の同等サービスと比べるとやや高め。また、iTunesや着うた配信等は、申請から販売開始まで約一ヶ月かかる。 費用:月額900円〜3,150円 |
海外の主な流通・配信サービス
cdbaby |
メリット音楽配信に関しては91%という利益分配率の高さと、多くの配信サイトへの一括登録は魅力。また、費用も初期費用のみと良心的。 デメリット利益が米ドルで発生する為、日本への送金手数料や、ペイパル等の利用料がかかる点に注意。また、問い合わせも英語で行なう必要がある。 費用:初期費用39ドル(アルバム毎) |
tuneCORE |
メリット何と言っても、初期費用と年会費を支払えば利益は100%還元して貰えるというシステムが画期的。 デメリットCD BABYと同じく、為替変動リスクや送金リスクがある。またcdbabyに比べ初期費用は割高な為、ある程度の販売数が見込めない場合は検討が必要。 費用:1曲毎に0.99ドル・年会費49.99ドル |